現役エンジニアの技術ブログ

東北でエンジニアをしている26歳です。C/Python,機械学習,趣味はQiitaの記事漁り,アプリ開発挑戦中

「経営者の視点」と「人を育てる文化」を学ぶ【読書メモ】経営者になるためのノート(柳井 正著)

こんばんわ!

 

会社で経営について学ぶ機会が増えており、経営に興味が出てきた今日この頃です。

待ちに待った長期連休がコロナ禍の影響で、外出出来なくなってしまったので、

いい機会だと思い、「経営」に関する本を読んでみました。

 

今回読んだ本は「経営者になるためのノート」(著:柳井 正)です。

経営者になるためのノート ([テキスト])

 

著者の柳井 正さんは、株式会社ファーストリテイリング(ユニクロやGUなどの世界的アパレル会社を傘下にもっている企業)の代表取締役の会長兼社長を務めています。

 

この本は、柳井氏が「自身の実体験を基に、経営者として大切にして実践してきたことを整理し、社員に教育したい」という思いから生まれた書籍です。

インターネットの普及によって世界の垣根が薄れ、またとないグローバルチャンスが来ている中、この流れを誰よりも早く掴むことが出来れば、飛躍的な成長を実現できることができます。

このチャンスを手にするために柳井氏は、経営が出来る人材を育てることで、チャンスを手にすることが出来るとを見越したのでしょう。

そのため、経営が出来る人材に必要なマインドや柳井氏の実体験に基づく教訓がわかりやすくまとめられており、非常に読んでいて勉強になる一冊となっています。

 

本の中には、経営者として必要な力である、「変革する力」「儲ける力」「チームを作る力」「理想を追求する力」について示されています。

また、経営者として必要な力だけではなく、「部下の育成方法」や「部下を持つ上司としての行動や心構え」について記載されており、上記でも記載されている通り、この本には「人を育てる事」について重点的にまとめられていることがわかります。

 

本の内容とは別に、この本を何度も読めるように2点の工夫が施されています。

1つ目は、本文の周りに余白が用意されていることです。これにより、文章を読みながら自分の心理や付加情報を記載できるように設計されているため、何度も読み返すことで新しい発見や復習する事が出来ます。

2つ目は、各章の終わりに、各項目の自己評価を行えるシートが用意されています。

記載項目として、「自己評価シート(各項目の水準を満たせたかを●か×で表現する)」「最もできている項目(項目、根拠)」「最も出来ていないもの(項目、根拠)」が用意されているので、その時の自分を客観的に評価し、自分の成長を管理する事が出来ます。

※振り返りの目安としては、半年に1回が推奨されています。

 

 

この本を読んで学んだことから、「経営者としての視点」から自分が日々行っている仕事に対して、正しい目標を持ってているか、時間を有効に活用できているか。また、日々仕事をしていく中で忘れてしまうことが多いですが、チームとして成功出来るように自分が動けていけるかを心掛けて行きたいと思います。

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

この本は「経営者としての視点」を身に着けたい方やこれから部下を育成する方などにお勧めできる一冊だと思います。

 

興味がある方は是非一読してみてください!

経営者になるためのノート ([テキスト])

 

ご閲読頂き、ありがとうございました(^^)/